「カイポケ経営支援サービス」のフランチャイズ本部への導入拡大~「早稲田イーライフ」「カラダラボ」へ導入開始~

2016年6月16日
介護・医療の情報サービスを提供する株式会社エス・エム・エス(代表取締役社長:後藤夏樹、東証一部上場、以下「当社」)は、株式会社早稲田エルダリーヘルス事業団(代表取締役社長:筒井祐智)及び株式会社ヒューマンリンク(代表取締役社長:田中紀雄)に、当社の「カイポケ経営支援サービス」を基幹業務システムとして導入いただいたことをお知らせします。

「カイポケ経営支援サービス」は介護事業者様向けに経営・財務安定化及び業務負荷削減をサポートするサービスです。中小規模の介護事業者様、複数事業所を持つ法人・フランチャイズ本部様など、規模を問わずご利用いただいております。

一方、株式会社早稲田エルダリーヘルス事業団は「早稲田イーライフ」、株式会社ヒューマンリンクは「カラダラボ」のブランドでリハビリ特化型デイサービスのフランチャイズ展開を進めており、現在それぞれ全国で103、112事業所を展開する国内有数のフランチャイズ本部です。今回、そのほぼ全ての事業所で「カイポケ経営支援サービス」を順次導入いただきます。これにより各加盟店様の業務運営の効率化はもちろん、本部業務のICT※化や経営の見える化による事業運営全体の効率化を支援していきます。

*ICT:Information and Communication Technology(インフォメーション・アンド・コミュニケーション・テクノロジー)の略。情報・通信に関する技術の総称。

<「カイポケ経営支援サービス」画面イメージ>
約40種のサービスにより介護事業者様のICT化を後押ししております。




【サービス提供の背景】

厚生労働省によると、デイサービスの市場規模は現在の約1.5兆円から、今後10年で少なくとも1.5倍程度に拡大すると見込まれています。その中でも、運動機能の訓練や体力維持を中心としたメニューを提供するリハビリ型特化型デイサービスは、要介護者・要支援者などの機能回復に向け、中心的な役割を担うと期待されています。
一方、社会保障費の抑制による経営環境の変化や、継続的な人材確保難を背景に、デイサービス事業者には経営・業務運営の効率化が求められています。デイサービス事業は日々の記録業務や書類作成業務が多いという特徴がありますが、多くの事業者ではICT化が進んでおらず、業務負荷が大きいのが現状です。「カイポケ経営支援サービス」ではこの問題を解決し、低コストでのICT導入による業務効率化を実現します。



【連携の内容】

今回の導入にあたり、当社は両社に対して「カイポケ経営支援サービス」の利用による経営・業務運営効率化支援のサービスを提供します。また、管理業務の効率化を目的とし、フランチャイズ本部への運営管理機能もあわせて提供します。
また、今回提携した2社に加え、これまで提携した各フランチャイズ本部とも連携し、エビデンスに基づいた介護予防・機能改善を目的としたリハビリテーションを更に推進するための議論を通じ、リハビリテーションに特化した介護記録の電子化と、その効果・評価の見える化を推進していきます。その第一弾として、通所介護事業所向けにリリース済みのiPadを用いた記録アプリケーションを、リハビリ特化型デイサービス向けにも拡張し提供する予定です。



【「カイポケ経営支援サービス」について】

「「カイポケ経営支援サービス」は、介護事業者様の経営・財務安定化及び業務負荷削減をサポートし、介護事業者様が目指す「理想の介護」実現を全面的に支援するサービスです。現時点で採用支援サービスや営業支援サービスなど約40の経営支援サービスを展開しており、全国約12,000拠点の介護事業所様が会員となりご利用いただいております。



【「早稲田イーライフ」を運営する(株)早稲田エルダリーヘルス事業団について】

介護保険制度の維持には介護状態の重度化を未然に防ぐ予防の取り組みが不可欠であるという考えに基づき、介護予防を主目的にした法人として2004年に設立。科学的根拠に基づいたプログラムを展開するため、早稲田大学スポーツ科学学術院の「早稲田大学エルダリー・ヘルス研究所」との産学連携体制を基盤に、予防の必要性を啓蒙する活動から事業をスタート。2007年より介護予防特化型デイサービス「早稲田イーライフ」を展開、2016年6月現在、関連事業所及び代理店(FC)を合わせ全国103施設展開中。元気な高齢者の方々に介護予防プログラムを提供し「脱介護」と「Quality of Life」 の向上」を目指しています。



【「カラダラボ」を運営する(株)ヒューマンリンクについて】

札幌医科大学 宮本重範名誉教授と北海道文教大学 大森圭教授を顧問に迎え、「自立支援」「QOL」「社会参加」をテーマに、MCCR(介護リハビリテーションマネジメントサイクル)を開発し、全国学術大会にて数多くの症例数をもっています。また、介護度の維持・改善を示す「事業所評価加算」について、3年連続北海道エリアNo.1の実績。地域の大規模多機能モデル構築に向け、リハビリ特化型デイサービス「カラダラボ」、中重度化予防の「らいふてらす」、居宅介護支援事業所「在宅ケアセンター」、訪問看護ステーション「八重の看護」、児童通所支援センター「ラブアリス」と、在宅ケア事業を総合的に展開。現在北海道~沖縄まで全国に112施設を展開。各業態の連続性を実現し、地域づくりに発展させることを目指しています。



【本件に関するお問い合わせ先】

株式会社エス・エム・エス(東京都港区芝公園2-11-1 住友不動産芝公園タワー)
・広報担当 経営企画部 平島(ひらしま)
電話:03-6721-2404
E-mail:smsinfo@bm-sms.co.jp
URL:https://www.bm-sms.co.jp/
・事業担当 介護経営支援事業部 平野(ひらの)
電話:03-6721-2430
E-mail:info2@kaipoke.biz
URL:https://www.kaipoke.biz/


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